昔はかなりBeatbox人口が少なかったし、会場に来ている”聞き専”の人っていうのがほどんどいなくって、JBCとかやっても（観客が）全員出場者みたいな感じだったんだよね。出場した人が客席にいる感じで、むしろ女の子とかがいると「誰の彼女？誰が連れてきた子？」って声かけられるくらい、怪しい人になってたの、女の子がポンっていると。だから、イベントもすごい少なくって・・・・。増えたのはきっとRofuとかSARUKANIとかSHOW-GOくんとかがYouTubeとかメディアに出始めたからなのかなって思うけど、土台作りみたいなのはやっていたかなと思ってて、にもさんや私たちで作ったイベントもちょっとは関与しているのかなって思うことがいくつかあって。『音霊』を作ったのが、「すごいのに全然イベント少ないし、気軽に行けるイベントがないからやりたい」っていうのが始めで。たぶん、聞けばハマるのはわかる、自分がそうだったから。でも、聞くチャンスがないから、「イベントたくさんあったらいいのにな・・・」って思ってやってたから・・・。「『音霊』きっかけでBeatbox始めました！」って声かけてもらったことも結構あって。

だから、すそ野を広げるじゃないけど、今たくさんやっている小さい会場でやってたりスタジオ借りてやってたりとかするのも、今後のBeatboxシーンにもつながっていくからどんどんやっていってほしいと思うし、こうやってシーンが広がっていってるのは・・・嬉しいよね。
今みたいに出場者みんなにファンがいて、「キャー！○○さん！差し入れです！」なんていう未来は全然見えてなかったから、進化した現場を「すげー！！」って感じで見ています。驚いてます。

今だと、”リスナー”や”ヘッズ”と呼ばれる人たちがイベントに来てくれるから、プレイヤーというよりは一企画をする人間としては、この前の『おとだま外伝』とかも来てくれるっていうのがある程度わかるから、自分のやりたいイベントができるっていうのがあって・・・。『音霊』とかって一番最初にやったときとか、「何人来たらトントンになって・・・」とかってずっと言ってて。

言ってた、言ってた。

でも、今ってそれをしなくても、だぶん大丈夫なのはシーンが広がってくれたから、だからいらん心配せずに、”自分たちのやりたいイベント”が形にできるっていうのは本当にうれしいよね。

正直さ、『音霊』一回目とかはさ、周りのイベントが全部赤字だったじゃん。だから「『音霊』はトントンだぜ」みたいな話はした気がする。

チケット代も当時は破格だったもん。2,000円とかでさ・・・。2,000円でドリンク代つけて、プレイヤーは入場料プラス1,000円でエントリーできます、みたいな・・・

そんな感じだった気がする。

優勝賞金１万だったしね。
『クニトリ』も正直チケット代上げるかどうするかっていう話したもん。そんなチケットの料金が値上がりしているけど、「いやこれで本当に人は来てくれるのかな・・・」みたいな。考えてはいたけど、でもだって絶対楽しいから、クニトリは。

ホントにそう。それはそう。

価値はあるよ。

『クニトリ』は絶対楽しいから。
プレイヤーとしては聞く人が増えた方が、パフォーマンスしていて楽しい。ステージでバトルとかやっていると。

まぁね・・・。

なので、私は非常に助かってます。助かってますというか、シーンが広がってくれて非常にうれしいです。

誰がきっかけでBeatboxにハマったのか聞いちゃう。「誰入りですか？」みたいな、私がnami-hey!さん入りって言っても伝わらないから、ちょっと戸惑うんだけど・・・ヘッズの人としゃべるときに「推しは誰？」って聞くようにしている。大体みんなSARUKANIとかRofuとか言うね。HIKAKIN・Daichiっていう人はいないかな・・。

たぶん、HIKAKINさんDaichiさんが推しっていう人は、プレイヤーになっていると思う。

イマリさんは誰入りなんですか？

じゃあ、行ったらRofuからって感じなんですね。

いいですね。

何でこんな話になったんだっけ・・・？推しを聞く話からか・・・。みんなイケメンが好きなのかな？(笑)

終わりだ、終わりだ・・・！

・・・・よし、次の話をしよう、次の話！