まず、イベントMCでいいますと、Beatboxのイベントで「ちょっとおもしろそうだな」と思ったので、自分がオーガナイズスタッフをしているイベントでMCをやってみたというのがスタートですね。
そこから主に「Boost」というイベントで、MCをやらせていただいて、2年くらい色々と勉強させていただきながら、全国を回ってMCをやってました。その時の繋がりから今も定期的にMCのお仕事をいただけるような環境になりましたね。

次に、アニメに関してなんですが・・・これが少し複雑でして・・・。
当時高校卒業してすぐにフリーターをやっていたんですね。フットワーク軽くどこにでも行けるようにという体制をとっていました。
でも、Beatboxの界隈に5～6年いて、イベントもたくさんやって、それこそ日本一を決める大会でもマネージャースタッフをやったりして・・・いろんなところを見て思ったのは「これ以上ここにいても得られるものが少ないな」と・・・。
というのも、マイナーなカルチャーではあるので、そこにずっといても正直井の中の蛙だなと思いました。その時にイベント以外でなにかお仕事をしよう、と思って独立をしたんですね。
とはいっても、ざっくりしすぎていたんです。
「とりあえず独立してみれば何とかなるんじゃね？」と、またその時も特に深く考えずに独立していました。
その時に、仲良かった中学の同級生が映像の仕事をしていて、その人に「一緒にアニメの仕事をしてみないか」と声をかけられたのが第一歩目ですね。
最初は映像編集の仕事で声をかけられて、当時自分は仕事が何もなかったので、「ぜひともやらせてほしい！」と言って始めました。
彼の下でいろいろと映像に関して学んでいきました。そしたら当時そのアニメを制作していた会社の代表の方に気に入っていただいて、いろいろとお仕事をいただきました。全て経験が0の状態からいろんな仕事をさせていただきました。
そんなこんなが1年くらいありまして、去年の今ぐらいの時期に「アニメ監督本気でやってみないか」と会社の方におっしゃっていただいて、アニメ監督になりましたね。結構ざっくりした説明で申し訳ないです笑

そうですね、すごくありますね。

そうですね、呼ばれたらすぐに行きますし、呼ばれなくても、ふらっと日本全国どこかしらに行ってますね。
もちろん金銭や時間的な余裕があればの話にはなるんですが・・・。
過去の自分がフットワーク軽く動いたおかげで、今があるなって最近すごく実感していますね。
イベントを主催してる等のお話をしたりして、様々な方に気に入って頂けて今の色んな仕事があります。
元をたどれば2016年9月に初めてイベントに行った、東京に住んでいたのに福岡のイベントにいきなり飛び乗ったという・・・そういうところから今の自分が形成されているなっていうのがありますね。「動かせる足があるなら動かした方がいい」とは思っていますね。

すごく難しい質問ですよね。「あなたにとってBeatboxとは」という質問を考えたことがなかったので・・・。
上手く言語化するのが難しく、今分解して考えています・・・
まずいったん自分の中でのBeatboxの定義を考えたんですが、結構”Human”の部分が強いなって思っています。
人間がやるからこそ意味をなすもの・・・「人間が楽器の音を模倣する演奏技法」というのが自分の中の定義としてありますね。
人間を教えてくれるものじゃないですけど・・・。いろんな人と出会わせてくれたというのもありますし。また、Beatboxerは人格者が結構多いなと思いまして、普通の学校の友達とはまた違う存在であるというか、学校の友達には絶対にいないような人たちがBeatboxerなんですよね。

なので、自分と何かをつなげてくれるものという感じですかね。人であったりとか、他のカルチャーであったりとか、仕事もそうですし。いろんなものと自分をつなげてくれたものですし、今後もつなげてくれるだろうなと思いますね。

通常のBeatboxのイベントに比べて、イベント時間が短くなっております。半分から3分の1くらいの長さになるんですが、でもその短い時間にBeatboxや自分の見せたいもの伝えたいものをすごく詰め込んでいるので、ぜひともステージ上をずっと見ていただいて、一緒に楽しんでいただければなと思っております！